組合事業の特性

組合事業の特性

 組合では、組合員の経済的、社会的地位向上と消費者サービスのため、県外旅行客への飲食店ガイドとして「超特選 遊食飲ガイド」を10万部発行して仙台市内の主要ホテルなど30カ所で無料配布している。
激しい変革の時代には様々な問題が多発するが、これらに対応するため、組合で毎月1回、組合員のための無料法律相談所を開設、顧問弁護士が適切なアドバイスをしている。

 食品衛生向上のためには各種の講習会、食品指導員会議への出席、お店の巡回指導、食中毒防止パレードへの参加などを積極的に行っている。風俗環境浄化、防犯活動も活発に行っている。
仙台市内の美観をそこね、青少年に悪影響を与えるピンクチラシを撲滅しようと平成10年7月、組合の理事会で毎月1回、組合主催の「国分町環境浄化デー」を実施することに決めた。その後、4年間、雨の日も風の日も1回も休まず毎月、浄化デーを行い、ピンクチラシ23万枚を回収した。
こうした組合活動や各団体と連携したピンクチラシ回収活動等でピンクチラシ追放が県民の世論に高まり、平成13年6月、全国で初めての「宮城県ピンクチラシ根絶条例」が制定された。その後、同条例に罰則が盛り込まれて取締りが一層強化され、20年戦争といわれていたピンクチラシは平成17年、国分町から一掃された。
このため平成18年2月6日、仙台市ピンクチラシ撲滅推進協議会は目的を達成したとして解散、この組織を生かして「国分町地区安全・安心街づくり推進協議会」と看板を書き変えて平成18年3月に発足、新しいスタートを切った。

 河北新報社が実施した県民へのアンケート調査結果からプライバシーよりも安全重視という92%の圧倒的な世論の後押しで、歓楽街としては歌舞伎町に次ぐ防犯カメラの設置に各団体と協力して実現させた。
平成16年2月の国分町における暴力団の刺殺事件では防犯カメラが早速功を奏し、事件発生から5日目にして犯人4人を全員検挙した。

 組合では社会的な使命として「老人の福祉、地域社会の福祉の増進」を定款にうたい実行している。
平成13年10月には宮城国体歓迎飲食フェアを開催、事業費の一部から車イス5台を第1回全国障害者スポーツ大会に寄贈した。
組合の塩釜支部、古川支部では毎年、年末助け合い募金に協力して福祉協議会や福祉団体に募金を寄付して感謝されている。

 組合では平成18年5月から「ロハス(健康を気遣い、環境に優しく暮らす事)」を組合活動の中に取り入れ、県内の全組合店で「MSA優良店運動」を展開している。
同優良店では、1.ロハスの店 2.高齢者と身障者に優しい店 3.暴力団の来ない安全安心の明朗会計の店等の実施項目を記したワッペンを店頭に貼って、消費者にアピールしている。

活動報告

交通安全活動などに貢献したとして、宮城県社交飲食業組合が県警より表彰

昨年の交通安全活動等に貢献したとして、県警は平成25年1月11日、20団体、2人に感謝状を贈った。

県庁であった贈呈式で、県警の吉田邦光交通部長が「交通ルールを守れば事故を防げるという意識が浸透しきっていない。事故撲滅に向けて協力してほしい」と述べ、出席者に感謝状を手渡した。

昨年、県内であった交通事故の死者は前年比3人減の64人で、1950年以降で最も少なかった。人身事故は前年比510件増の1万409件、負傷者は623人増の1万3319人だった。

感謝状が贈られた団体と個人は次の通り。

団 体

全国共済農業協同組合連合会県本部、県薬剤師会、日本自動車販売協会連合会県支部、
県社交飲食業生活衛生同業組合、日本道路交通情報センター仙台センター、仙台電気工事、
東日本エンジニアリング仙台営業所、光和電設、東北特機サービス、七十七銀行事務管理部、
ゆうちょ銀行仙台貯金事務センター、スズキ自販宮城部品センター南東北、
三菱ふそうトラック・バス東北ふそう、仙台北自動車学校、奥羽自動車学校、岩沼自動車学校、
県高速道路交通安全協会、日本自動車連盟宮城支部、菅生、
国土交通省仙台河川国道事務所三陸道維持出張所

個 人

大沼祐巳子、菅原英紀

国分町の歓迎シンボルアーチに宮城県社交飲食業組合が協賛

国分町の電柱地中化工事の完成と国分町通り北側と南側の2ヶ所の入口に歓迎シンボルアーチが完成したが、組合は平成22年5月20日の第28回通常総代会の席上でその建設資金に協賛金を贈呈した。

宮城県社交飲食業組合と
広島県社交飲食業組合呉支部との連携で3000食の炊き出し支援

被災地の炊き出し支援に長蛇の列2011年7月6日・7日
東郷さんの肉じゃが、呉の海軍カレーの炊き出しに長蛇の列ができた

東郷さんの肉じゃが、呉の海軍カレーの炊き出しに長蛇の列ができた

夕食会で広島県からきた組合員の労をねぎらう上村理事長

夕食会で広島県からきた組合員の労をねぎらう上村理事長

宮城、呉社交の連携で気仙沼、岩沼で3千食

「久しぶりに温かい食事が食べられてうれしい─」東日本大震災の被災地、気仙沼市、岩沼市の被災者から笑顔がこぼれた。宮城県社交飲食業組合と広島県社交飲食業組合呉支部合同の炊き出し3000食支援活動が7月6日、7日の2日間気仙沼市、岩沼市で行われた。

炊き出しは市民会館前で行われ、呉名物の東郷さんの肉じゃが2000食、呉の海軍カレー1000食がふるまわれた。

湯気ののぼる温かい食事がとれて「うれしい」と喜んだり「家族と一緒に食べたい」と鍋を持参した人もいた。

広島県から来県した一行は「くれ・肉じゃがの会」の30名。宮城県の被災者に呉の名物「東郷さんの肉じゃが」呉の「海軍カレー」を食べてもらい、少しでも元気を出して頂きたいと準備をした。山陽新幹線、東北新幹線を乗り継いだり、機材運搬部員は1600キロを約16時間かけて車で来県した。

用意した食材も相当の量だ。▽じゃがいも220kg▽玉ねぎ50kg▽糸コン40kg▽ニンジン10kg▽牛肉190kg▽砂糖20kg▽箸は2500本▽容器3500▽カレー材料一式▽スプーン1000本▽食鍋1500個。

気仙沼市民会館では7月6日午前11時から肉じゃが1000食、呉海軍カレー500食を配布した。これとは別に小学校には肉じゃが、海軍カレー60食、さらに避難所には150食を先に配布したが仮設住宅の被災者も訪れ200メートルほどの長蛇の列ができるほど人気を集めた。

宮城県社交飲食業組合では飲料水、炊飯器、ガスボンベ等を準備、炊き出しの後方支援を行って実施した。

くれ肉じゃがの会 呉市災害支援部隊 くれ肉じゃがの会 市民会館前のでふるまわれた肉じゃが・呉の海軍カレー

宮城県社交飲食業組合が飲酒運転根絶署名運動
~組合としては全国初、来店客対象に3,177人の署名集める~

日刊警察ニュース 2010年02月09日
宮城県社交飲食業組合が飲酒運転根絶署名運動

宮城県社交飲食業生活衛生同業組合は、全国の組合としては初めて、県内全支部による飲食店及び来店客を対象とした「飲酒運転根絶署名運動」を平成21年11月25日~平成22年1月17日に実施、その署名簿をまとめ、平成22年1月25日に竹内直人本部長に提出した(写真)。集まった署名は3,177人。同組合の上村孝理事長は「客が飲酒運転をしたら、酒を提供した店も同罪である。今後警察と協力しながら飲酒運転根絶の機運を浸透させたい」と語った。日刊警察新聞社提供

食中毒 ウチワで 吹き飛ばせ!

仙台七夕で食中毒防止PR
七夕の様子

「杜の都」仙台市の夏の風物詩「仙台七夕まつり」が8月6日から3日間、市内の繁華街で行われた。

仙台市食品衛生協会では8月1日から、同31日まで全国的に食品衛生月間が展開されており、仙台市でも食中毒防止キャンペーンを実施、涼を呼ぶウチワ2000本を市民や観光客に配り、喜ばれた。

同キャンペーンには仙台市食品衛生協会の会員、仙台市役所などから30名が参加、宮城県社交飲食業組合からは上村理事長、女子職員らが参加した。

出発式があり、大熊恒郎青葉区保健所長、岩沼徳衛会長が挨拶「炎天下の中でのウチワ配りキャンペーンご苦労さんです。食中毒防止は、清潔を第一にし、よく手洗いを行うことです」とのべた。

このあと一行は東4番町などの繁華街で気温31度の猛暑の中、汗だくになって花火大会、金魚の絵柄のウチワを配った。なかには1人で4~5本のウチワをゲットした人もいた。

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